マニア的な世の中では、総合火力演習一色な筈の今日なのですが自分は大津港仁井田地区で行われた茨城県・北茨城市総合防災訓練へ始発の常磐線に飛び乗り、見学させて貰いに往って来ました 百里基地から来た移動管制隊とかが堂々と各種装備を展開していてかなり本格的な航空統制が実施されてる様子でしたが、空模様は生憎のガス…資料にあった空自T-4とRF-4、日赤飛行隊等の固定翼機群の姿はおろか航空偵察の陸自OH-6Dまで、飛翔音だけで存在を知るしかない超ステルスモードorz そんな悪条件下で最初に飛ぶ姿を拝めることが出来たのは茨城県防災航空隊 JA6743 川崎BK117B2「つくば」と茨城県警察 JA6144 ベル206L-4「紫峰」の被害状況把握訓練参加機でした 続いて住民避難訓練の海上輸送任務で海上保安庁 PS14 巡視船「あかぎ」が入港
避難民役の人々を後甲板上に収容後、地元漁船と伴に港外へと退避して往くと
仮設ヘリポートに着陸したつくばに総監が座乗しての航空視察を一通り終えてから
隣の桟橋にある大津港漁協の製氷工場屋上を使用しての高層ビル救出訓練
まず茨城県警察 JA6813 川崎BK117C-1「ひばり」がホイスト使用で降下&収容
同じ頃の港内水面でつくばが、水難救助訓練でスライド降下後に
そのまま伸ばしたホイストケーブルに吊下げた要救助者と救助員とを
近傍の仮設ヘリポートまで横飛びに移送する水難救助訓練が…
そしてつくばと入替で高層ビル救出訓練の二番手、航空自衛隊 18-4576 UH-60Jが
救助員二名同時投入後、避雷針ギリギリの高さを保持したまま二回のホイスト収容
少し間をあけて海上保安庁 JA6806 アエロスパシアルAS332L1「わかわし2号」
が高速リペリングとホイスト降下による二往復の水難救助訓練が実施されました
最後に日立市消防本部 消防艇「ひたち」と海上保安庁 PC51 巡視艇「よど」が入港
重そうに飛んで来たつくばの撒水を合図に一斉放水を行って訓練終了となりました
予定されてた茨城県ドクターヘリと福島県防災航空隊「ふくしま」の参加は
都合で見合わされたようですが、地元ならではの機体が複数拝めて大満足な一日でした