今日は仕事帰りに、川崎市の東扇島東公園に在る東扇島防災拠点で実施
された 令和3年度 首都直下地震防災訓練 に、大手を振って往きました
訓練会場に到着すると其処は、コンビナートを背景に行き交う内航船と
羽田に降りるジェット旅客機が絶え間ない、正に至福の乗り物空間って
感じでして、暫し時間の経過を忘れてしまっていましたが、そんな時…
国土交通省 JA83KT レオナルドAW139 「あおぞら」が青空を背に飛来
憩いの丘と名付けられた土盛りされてるヘリポートに颯爽と降り立つと
エンジン止めてから活動要員参集訓練で載せて来た国交省の人を降ろし
そのまま主脚にチョークを噛ませた後、再始動用のバッテリーを繋ぐと
中の人全員が本部テントの中へと消えて往きましたが、無人でいいの?
などと戸惑っていると、海上自衛隊 YDT03 水中処分母船3号 が現れて
…アレ?事前資料じゃ物資輸送訓練の担当が曳船だったから嬉しいよ~
そして更に緊急確保航路警戒訓練に従事する、浮遊油拡散役で放水する
海上保安庁 CL48 巡視艇「しおかぜ」と、後続する海底障害物探査役の
国土交通省 航路調査船「べいさーち」が訓練水域に到着したら又一隻
帰宅困難者輸送訓練を担当する 川崎市港湾局 巡視船「あおぞら」って
空と海とのあおぞら号がツーショット決める処を拝めるなんて凄い奇遇
千葉港からの要員参集訓練役で 国土交通省 港湾業務艇「あいりすⅡ」
も加わり、水上部隊が賑やかになりましたが、訓練水域は岸壁の陰orz
攻めあぐねている間に、救援物資を搭載した水中処分母船3号が出航
あおぞらもこの後は緊急物資航空輸送訓練でみなとみらいヘリポートに
向けて救援物資を載せて離陸…だと思ってたんですけど、国交省の人が
搭乗しただけで空輸する筈の物資は、最後まで姿を現さないままの離陸
専らホイスト救助やら空中消火やら高高度空撮やら最前線に立ち続ける
パワフルなAW139が、地味な役割をこなす姿を見たかったんですがね
こんな感じで久々に都県境を越えて遠征できた、今日の川崎港でしたー