2012年5月27日日曜日

新潟ホイスト旅

今日は新潟県長岡市で行われた、信濃川・魚野川水防演習に往きました

二箇所に分かれた会場の内、向かった先は救難救助訓練の多い第1会場
到着時には要救助者役の隊員さんが、既に二人中洲に取り残されてました
 
訓練開始と共に、最初に会場上空に現れた機は、ヘリじゃなくて固定翼機
記念の塗装な新潟救難隊の 航空自衛隊 22-3019 U-125A 救難捜索機
通称「アスコット」だそうで、鋭くバンクしながらカメラをこっちに向けてました
 

そして空自アスコットからの情報により、最初の救助機になるB型スピリット
新潟県消防防災航空隊 JA6747 シコルスキーS-76B 「はくちょう」
会場の外周に沿って2旋回した後、中州上空へと向かいました
 
前進を止めてホバリングに移行する際、一瞬だけ機首を高く上げてから
 
再び前後の姿勢を水平に戻して、ホイストによる一般的な救助を披露
そして要救助者と救助隊員を機内に収容後、ドアを閉めながら離脱しました
 
 
はくちょうの次は海上保安庁 JA967A アグスタAW139 「らいちょう」の番
 
結構手前から降下準備してたので、またもやスライド降下かと思いましたが
よく考えたら水上では無くて地面の上相手でしたね…擦り傷は嫌ですよね
 
こちらはホイストケーブル先端に付けたロープで、まず一名リペリングした後
後続のもう一人がホイスト降下という、先程とは違うアプローチ方法でしたが
後は残った方の救助隊員が、ガイドロープで誘導しながら機内に収容です
 
収容後ホイストケーブル巻いて、キャビンの敷物を畳んでからドアクローズ
消防・防災ヘリや警察ヘリと違って、終始脚を畳んだままでの作業でしたね
 
中州での救助が終わって、後少し経ってから、新潟県警のヘリが参加して
浸水家屋からの救助を実施する予定でしたが、実出動でキャンセルとの事
 
 
しばらくして情報連絡訓練の国土交通省 JA6819 ベル412EP 「ほくりく」
がヘリテレをこっちに向けたまま、会場周囲を旋回してる姿を撮ってる時
ふと第2会場の方でも、一件だけ救難救助訓練が在ったのを思い出して
 
 
第1会場を離れた途端、航空自衛隊 68-4583 UH-60J 救難ヘリコプターが
眼前を第2会場の方に向かい、航過して往くところでした…完全に決断遅れ
 
こんな感じだった、本日の信濃川右岸でした。さて、駅弁旅、駅弁旅っと…

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