中之条町消防団・吾妻広域消防本部 大規模林野火災合同訓練を見に
早朝から旅費を奮発して、上越新幹線と吾妻線を乗り継いで往って来ました
会場に到着すると地上支援の消防車と、校庭の真ん中に書いた丸にHが
訓練開始に先立って地元消防団員さん達が、予定時刻までポンプで散水
そして開始30分前に群馬県防災航空隊 JA200G ベル412EP 「はるな」
が、撒水予定ポイントの山の方から、太陽を背に飛来…また逆光かorz
散水が不足してたのか、降下時のダウンウォッシュで巻上げられた砂埃で
視界ゼロに…その後、上空で更なる散水を待って、ようやく10分後に着陸
訓練指揮所へ到着報告を済ませると同時に、一部機材を機外へ降ろすと
早速、校舎屋上で待機してた要救助者役の人に対する、救出救助訓練に
最初はゆっくりした速度で状況を確認しながら、校舎の上空に遷移すると
直上からホイストを繰り出して、救助隊員二名を同時に降下させてから…
機体位置をホールドしたままで、救助隊員と要救助者の人の組み合わせを
ホバリングしつつホイスト操作2回で、二組とも救助してから上空を離脱し
そして再び着陸すると、航空隊から救急隊へ要救助者を引継いで終了
その後はいよいよ、大規模林野火災に対する空中消火の訓練へと移行
まずは機体の下に抱えたタンクにポンプ車からホースで送水する訓練
水の分だけ機体が重くなった為、今度は前より一層エンジン音が甲高く
そして一回目の撒水をだばぁーと…見事に逆光になってしまいましたよ
更に再び着陸して、今度は前回と別のポンプ車から送水を受けて離陸
二回目もやっぱり逆光でだばぁー!2回の空中消火を無事に終えると
今度は上空偵察訓練で、地元のお偉いさんや消防関係者を乗せに着陸
殆どの人がダウンウォッシュに怯む中、航空隊員の人は泰然としてます
航空隊員の誘導の下で、数名が両舷から一気に素早く乗り込む様子は
他所の上空偵察訓練では見掛けない光景でした。こんな感じで2便こなし
再び着陸すると今度はエンジンカットして、まさかの見学タイムに突入
航空隊の中の人が消防関係者2群と地元住民1群に分かれ解説中
ある程度見学者が捌けた処を見計らって、同時に給油訓練もスタート
燃料のドラム缶を積んだ作業車を盾に、上手く制限区域を形成して
色々とレクチャーしながら給油を済ませた後、再びエンジンスタート
全周警戒の航空隊員さん達を収容して、最後の離陸に入った瞬間
ダウンウォッシュでこちらに飛んで来た泥水の飛沫を全身に浴びるも
既に何度も喰らって浴び慣れてた挙句、妙にテンションが上っていた為
カメラレンズの汚れに気付かないまま、せっかくの群馬名物はるな捻りと
ハイスピードローパスが、この上無い位残念なことになってしまいました
こんな感じで詰めの甘かった、今回梅雨の晴れ間の吾妻線の旅でした
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