2014年5月23日金曜日

羽音轟く水防訓練

今日は平成26年度 東京消防庁・世田谷区合同総合水防訓練を見に
多摩川左岸の区立多摩川遊園まで、初めての大井町線で往ってきました

例によって要救助者役の人の位置を基準に、訓練開始時刻を待ってると
これもまた例によって、毎度の如く突如として現れるマスコミの人の壁…
こんな時に土手に上れたら回避出来るんだけど、今回は車道だから無理
などと逡巡してるうちに時間になって、情報収集訓練に当たる最初の機が

東京消防庁 JA119E ユーロコプターAS365N3 「かもめ」が観閲正面
の方向から脚出しのまま一旋した後、直ぐに溯上コースで接近を開始
水防演技より先立って救難訓練に入る水防演習って、ちょっと珍しいかも

要救助者の手前でホバリングに入った途端、超速いリペリングでの降下
そして人の壁越しで何やってたか判らなかったけど、直ぐにホイスト救助

機内に収容後もホイストケーブルを巻き取らず、ドアを少々開けたまま
機首を下げて上流方向へ離脱すると、同じコースで今度は別の機が飛来

川崎市消防局 JA01KF 川崎BK117C-2 「そよかぜ1」は違う手法
スライド降下で結構手前から、ホイストケーブルを繰り出しつつの接近
ありがたい事に、この時点でマスコミの人の壁が消えてましたよ(^_^)

収容時は海上自衛隊のレスキューホーク張りに、高度を下げつつ巻取り
フックの付根にフロートの付いたホイストケーブルを仕舞ってドアクローズ

その場で機首を廻らせて離脱…しながら、反対側のドア開けて敬礼!
突然の事だったので、中の人がこっちを向いた瞬間はブレブレに…orz

水難救助訓練が一段落すると、何やら下流の方で一機のドーファンが
フェネストロンの音を響かせホバリング中。そっちへと向かおうとすると
離着陸場に陣取る航空隊員の人の誘導で、降りるシュペルピューマが

東京消防庁 JA119Y ユーロコプターEC225LP 「ゆりかもめ」
着陸と同時に左舷のスライドドアが開いて、救助隊員の航空投入を実施
全員降ろすや否や、ダウンウォッシュ戴きつつ即離陸で去って往くと…

先程の東京消防庁 JA119A アエロスパシアルAS365N2 「ちどり」
下腹のカーゴフックから吊下げた救援物資を運搬後、直ちに切り離して

離脱後の安全を確認した後に、地上部隊へ物資の受渡しが行われて
検めてさっきのホバリングは、荷物を吊る作業だった事を知るのでした

その後、羽音が途絶えてからも、航空隊の中の人が離着陸場に居たので
残した機材の撤収に何か飛来するんじゃないかと、暫く待っていましたが
来たのは一台の所属が書いてないライトバン…航空隊の車両なのかな?
 
そんな感じでまだ続いてる水防訓練を後に、早々と家路に就く自分でした
…とか云いながら寄り道で、等々力渓谷の涼しさを満喫したりなんかして

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